元気プラン

予防と改善 「糖尿病」 運動することで血糖を取り込みやすい身体に

運動の必要性と効果

運動することで、大量のエネルギーが筋肉で必要になり、そのエネルギー源を血液中のブドウ糖から取り込もうとするので、体内の血糖値が下がります。そして運動を継続して行うことで、肥満を解消し、筋肉などでのインスリンの取り込みの働きを改善できます。運動の効果を理解することで、生活の中でより運動を継続して行うようになり、運動効果も期待できます。(図1)

図1

食後に行いたい運動(食後の高血糖改善)

血糖値は、食後2時間すれば正常な状態では、140mg/dL未満に下がりますが、「食後高血糖」になると、血糖値が低下せず140mg/dL以上の高い値が続きます。この状態を改善するための運動です。

椅子に座って両腕をしっかり振って足踏みをする(8×4回図1
❶椅子に座って両腕をしっかり振って足踏みをする(8×4回)
123④で肘と膝を付ける567⑧も同じ

左右交互の斜め上方向に腕を挙げて体側を思いっきり伸ばす(8×4回)<br>
❷左右交互の斜め上方向に腕を挙げて体側を思いっきり伸ばす(8×4回)
1234で斜め上方向に体側を伸ばす

膝を曲げ、カウントしながらゆっくり伸ばし、元に戻す(8×4回)
❸膝を曲げ、カウントしながらゆっくり伸ばし、元に戻す(8×4回)
1-2(膝上げ)3-4(膝伸ばし)5-6(腰上げ)7-8(戻す)

両肘を曲げしっかり後方に腕を振り背部の肩甲骨周りの筋肉を動かす(8×4回)
❹両肘を曲げしっかり後方に腕を振り背部の肩甲骨周りの筋肉を動かす(8×4回)
1-2(両肘を後ろ)3-4(前に戻す)繰り返し
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