元気プラン

美しい立ち姿勢を 目指す!

姿勢とはすたが(姿)のいきおい(勢)。良い姿勢(美姿勢)は若々しく、元気に見えます。そして身体各部位への負担が少なく、筋の収縮も必要最低限のためエネルギー効率にも優れています。

理想的なアライメント

「アライメント」(alignment)とは、骨・関節の配列と骨の並び方のことです。

耳たぶ(耳垂[じおい])・肩(肩峰[けんぽう])腰椎の中心・膝蓋骨[しつがいこつ]・外くるぶし(腓骨外果)を通過する位置を重心線が通る姿勢が理想といわれています。良い姿勢の定義は、評価する視点で異なります。力学的視点では重心線が支持基底面の中心に近いほど安定します。生理学的には疲労しにくいのが良い姿勢といわれています。


アライメントの異常

アライメントの異常は、脊柱の各部位と重心線の位置関係が変化し、筋や靭帯[じんたい]・骨・椎間板などのストレスを増加させることで腰痛や肩こりなどの原因になります。

残念姿勢円背(ねこ背)・凹円背[おうえんぱい](そり腰)は運動不足や加齢によって腹筋が衰えると腹圧が抜けて骨盤をしっかり立てられなくなり、骨盤が前に傾きます。そのため腰は反り気味になり、肩甲骨が開いて方が前のめりになります。首は前に出て、おなかもぽっこり飛び出してしまいます。

高橋流健康長寿

発行
上毛新聞社営業局「元気+らいふ」編集室
FAX.
027-254-9904