ミトコンドリア 活性で 「元気」な 身体づくり 指導 健康運動指導士 斉藤 智子さん 群馬県立心臓血管センター リハビリ課 活性化を目指した運動 ウォーミングアップ 心拍数アップ クーリングダウン 運動のワンポイント知識 ミトコンドリアの 活性化とは? 群馬県立心臓血管センター 副院長 循環器内科 安達 仁さん 病気予防の身体づくり 人間が、動いたり、考えたり、どきどきしたりする源にはエネルギーが必要です。そのエネルギーをつくっているのが、「ミトコンドリア」と呼ばれる細胞内小器官です。ミトコンドリアが活性するほど身体は「元気」になり、活発になります。逆に『ミトコンドリア活性が足りなくなった状態』は病気になりやすいともいわれています。私たちの身体には悪くなったところを治す自然治癒力がもともと備わっています。しかし、自然治癒力を活かすにもエネルギーが必要で、エネルギーが十分にあれば、すなわちミトコンドリア活性が十分にあれば、病気を改善する力が湧き、健康になることができるとも考えられます。 増やすための3つの方法 エネルギーが足りない、と細胞が感じると、ミトコンドリアは活性化するようにできています。そのためには、①身体に寒さを感じさせること。②運動によってエネルギーを消費すること。③カロリー制限をすることです。体を寒さにさらして引き締める。中強度の運動を習慣化して、その中で少し強めの運動を心がける。また、週に1回1食抜くといった習慣を続けるだけでも、2週間でミトコンドリア活性は増えていくようです。少しの生活改善と、楽しく汗をかくことが「元気」の基のエネルギーになるという事です。 群馬県立心臓血管センターで「ヘルスアップ教室」募集中 「運動方法を知りたい」「生活習慣病を改善したい」等をご希望の方は是非ご参加ください。 「病気は疾病予防・悪化予防・重症化予防」が大切!! お問い合わせは日本健康運動指導士会群馬県支部(県立心臓血管センター内)tel 027-269-7455(内線8332) 運動はかかりつけの医師の指導のもと適切に行いましょう。