おススメ!
マラニック
指導
健康運動指導士
鈴木 聡子さん
SSD企画 主宰 代表
「みなさまのきれいと元気を応援しています」
ウォーキング教室や、個別健康相談、運動指導を通して、個人に合わせたプログラムを提供しています。
マラニックとは、マラソンとピクニックの結造語と言われています。
50年ほど前に、ニュージーランドから日本に入ってきた概念です。最初は、トップアスリートの積極的休養の一環で行われ、今では、もともとの『みんなで楽しむ』『誰もが楽しめる』スポーツとして、日本の各地に広まっています。
ただ走るだけではなく、仲間との会話を楽しんだり、歩いたり、休んだり、名物を食べたり飲んだり、写真を撮ったり、時には車や電車、バスでの移動も積極的に楽しみます。
いつもの歩きに、少し速歩を加えたり、歩く速さで走ると、使うエネルギーは増加し、ミトコンドリアが活性し病気予防にもつながり、脳への血流も高まったり、様々な部位が反応したりして、認知機能の低下も予防してくれるかもしれません。何より気分転換に最適です!
マラニックに向けて
姿勢を良くして、代謝アップ!
姿勢が良いと呼吸も深く効果的に!逆に呼吸をしっかりすることで姿勢の一部改善にも!
参考:兼子忠司(2016)「姿勢改善」呼吸筋活動による効果研究、早稲田大学
- ○
-
- 顎が引けている
- 身体とテーブルの隙間はこぶしひとつ分くらい
- 椅子に深く腰掛ける
- かかとが床についている
- ×
-
- 顎が前に出ている
- 背中が丸まっている
- 身体とテーブルの隙間が遠い
- かかとが浮いている
食事の際の姿勢を整えることで、栄養の消化吸収を助け、余分な脂肪も落ちやすくなるかも!
ストレッチを取り入れて、リフレッシュ!
呼吸は自然に続けながら、ご自分の体と相談して、様々な部位の筋肉をほぐしましょう!
階段を上手に使おう
リズミカルに上ったり下りたりすることで、肥満解消、生活習慣病改善、心肺機能向上、自律神経を整えやすくするなどの効果が。
1階分上がると、スクワット10回分ほどの効果があります!
普段から自分の体の声を
をよく聞いて歩きましょう!
(マラニックにつながるポイント)
まずは歩きやすい時間帯や場所で。のんびり自分の体や風景、時には仲間と対話しながら。
進むスピードは息切れせず、脈は1分間に90-120拍、楽と感じる程度で。だんだん時間や距離を伸ばせるように挑戦も!適度に水分摂取もしておきましょう。
北海道や福島、東京、神奈川、岡山、鹿児島など、全国各地で地域の特色に合わせた内容のマラニックが行われています!
県内では群馬の森で、歩く人も走る人も車いすの人も、みんなで同じコースや好きな距離をそれぞれのペースで楽しむ「ユニファイドマラニック」が定期的に開催されています。
- お問い合わせは日本健康運動指導士会群馬県支部(県立心臓血管センター内)
tel 027-269-7455(内線8332)
- 運動はかかりつけの医師の指導のもと適切に行いましょう。