特集・椎間板ヘルニア/健康運動

体幹部意識し 姿勢保持を

神保 理恵さん

腰椎椎間板ヘルニアの原因は、姿勢不良・スポーツや重いものを持ち上げるなど過度に動作を繰り返す・脂質代謝異常なども要因の一つだといわれていて、誰にでも発症する可能性があります。

動作見直し機能改善

姿勢不良は、骨盤が前傾(反り腰)・後傾(お尻が後ろに倒れている)している状態で背中が丸まっています。この状態は椎間板や腰周りの筋肉に負担がかかり、ヘルニアが悪化してしまいます。背もたれに寄りかかり椅子に座っている姿勢やしゃがんでの作業は、体に負担のかかる状態です。長時間保っていることは姿勢不良につながり、下肢や体幹部(胴体)の機能低下を招きます。日常生活の動作一つ一つを見直すことで改善でき、さらに癖をつけていくことで悪化抑制・予防ができます。

自前の“コルセット”である体幹部の意識を高めることで姿勢保持が安定します。さらに足を持ち上げるときなどの動作時では、股関節から動かすことを意識していきましょう。今回のエクササイズは小さな動きですが、体を上手に動かすために大切なポイントになります。

【エクササイズ動画はこちら】https://youtu.be/KbmALVTOWfc

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