琴錦 上州に初賜杯 1991(平成3)年9月23日

「F1相撲」と称されたスピード感あふれる取り口で、曙や若・貴兄弟と名勝負を繰り広げた琴錦。「史上最強の関脇」と目されたが、度重なるけがもあり、期待された大関取りはならなかった。それでも長い大相撲の歴史の中でただ1人、2度の平幕優勝を果たした。初の賜杯を手にした夜、面倒を見てくれた同郷の先輩、琴稲妻とパレードした。
「F1相撲」と称されたスピード感あふれる取り口で、曙や若・貴兄弟と名勝負を繰り広げた琴錦。「史上最強の関脇」と目されたが、度重なるけがもあり、期待された大関取りはならなかった。それでも長い大相撲の歴史の中でただ1人、2度の平幕優勝を果たした。初の賜杯を手にした夜、面倒を見てくれた同郷の先輩、琴稲妻とパレードした。